2011年11月2日水曜日

H19 Bグループ4

縦断勾配、川幅がそれぞれおよそ1/100、15mの、堤防が無い単断面形状で、河床材料に厚い礫層を持ち、ほぼ自然状態にある河川について、流過能力を河道長およそ800mにわたって増大させる改修を行う必要がある。
図に示すように、現況河道を縦断方向に一様に掘り下げて河積を拡大し所定の流過能力増を得ようとしたところ(改修原案)、水深が大きくなるため、改修目標規模の洪水時に発生する流速が現況に比べてかなり増大し、また河床が安定しないという計算結果を得た。
これについて、治水、環境、河道維持管理、社会経済などの幅広い視点を必要に応じ取り入れつつ、以下の問いに答えよ。
  1. 洪水時の流速を増大させ、河床を不安定化させる、この改修原案の問題を列記せよ。
  2. 改修原案と同じ流過能力増が得られ、かつ1)で列記した問題に対処できる代替案を、幅広く示せ。
  3. 代替案の評価と絞り込みを行う際の基本的な考えを記せ。
    なお、回遊のルートは現河道沿いとする。また、2)、3)をあわせて記述しても構わない。河遊設計等に関わる数量計算は求めない。
1.洪水時の流速を増大させ、河床を不安定化させる、この改修原案の問題を列記せよ。

メモ
現況河道を縦断方向に一様に掘り下げて河積を拡大し所定の流過能力増を得ようとしたところ(改修原案)、水深が大きくなるため、改修目標規模の洪水時に発生する流速が現況に比べてかなり増大し、また河床が安定しない。

◆河床が安定しない←射流の発生←フルード数の変化←洪水時に発生する流速が増大
 ←所定の流過能力増水深が大きくなる←現況河道を縦断方向に一様に掘り下げ

確認事項:河床安定の理由
      :洪水時に発生する流速が増大←所定の流過能力増 のロジック